アプリを使って、1株単位やポイントで投資が簡単にできるLINE証券(ライン証券)。いま急速にユーザーを増やしている証券会社の一つだと思います。
実際に取引を始めてみようかとか、口座を開設してみようかと考えたときに気になるのが、
・取引時にどれぐらいの手数料がかかるの?
・入出金の手数料は?
という疑問だと思います。この記事では、LINE証券(ライン証券)の手数料関係について詳しく解説していきたいと思います。
Contents
LINE証券(ライン証券)でかかる手数料について解説
LINE証券(ライン証券)でかかる手数料について順番に見ていきましょう。手数料として気になるのは主に気になるのは以下の点ですよね。
・取引時の手数料
・出金手数料
・入金手数料
順番に見ていきましょう。
取引時の手数料
LINE証券(ライン証券)で取り扱っている商品は、株式、ETF、投資信託の3種類です。
株式、ETFの手数料
LINE証券では株式・ETF売買に伴う取引手数料は無料です。
全くコストがかからないかと言うとそうではありません。取引の際、LINE証券が提示する価格は基準価格に取引コストとして、スプレッド(差額)を乗せる方式となっています。
簡単に言えば、100円で取引されている株式の価格を100.1円で表示するといった感じです。
時間帯別のスプレッドは以下のとおりです。
時間帯 | スプレッド |
日中 9:00-14:50 | 0.05% |
夜間 17:00-21:00 | 0.5% |
例えば、市場で10,000円で売買されている株式の場合、日中であれば、
買いの場合、10,005円、売りの場合、9,995円で提示されると言うことです。
ネット証券での中では手数料が安いと言われているライブスター証券と比較してみましょう。
以下の表をご覧下さい。10万円以下までの取引の場合、手数料率を見ると、0.05%のLINE証券が優位です。一方、10万円超~50万円以下になると、取引金額によっては、ライブスター証券が優位になります。具体的には396,000円以上の取引の場合です。
取引金額 | 手数料 | 手数料率 |
5万円以下 | 55円 | 0.11% |
5万円超~10万円以下 | 88円 | 0.17%~0.088% |
10万円超~50万円以下 | 198円 | 0.20%~0.040% |
一般的な証券会社の場合、取引金額が大きくなればなるほど、手数料がティスカウントされる仕組みです。
一方、LINE証券は一律のスプレッドになっていますので、取引金額が小さい方に有利な仕組みになっている点は覚えておきましょう。
投資信託の手数料
LINE証券では投資信託の購入手数料は無料です。分配金再投資の際も、購入手数料は無料です。
一方で投資信託には、運用会社に支払う費用など、主に以下のような費用がありますが、これらの費用はファンドごとに別途発生しますので、確認しておきましょう。
・運用管理費用(信託報酬)
・信託財産留保額
・監査報酬
・売買委託手数料
投資信託にかかるコストについては、「投資信託にかかるコスト(手数料・費用)について解説」で詳しく解説していますので、参考にしてください。
出金手数料
LINE証券の出金時の手数料について確認していきましょう。LINE証券では、以下の2つの出金方法があります。
・LINE Payアカウントへの出金
・登録した出金口座への振込
LINE Payアカウントへの出金
LINE Payアカウントへの出金の場合、出金画面から手続きが可能で、手数料は無料です。以下で説明しますが、振込の場合手数料がかかりますので、少額の出金の場合や再投資を予定している場合は、LINE Payアカウントへの出金がおススメです。
登録した出金口座への振込
LINE証券の出金は銀行口座等への振込も可能です。事前に出金画面から出金口座を登録しておけば、その口座へ振込ができます。
その際、振込手数料が220円(税込)かかりますので、注意しましょう。
一般的な証券会社の場合、出金手数料は、無料(証券会社負担)のケースが多いのですが、LINE証券では、異なるようです。
入金手数料
LINE証券の入金時の手数料について確認していきましょう。LINE証券では、以下の3つの入金方法があります。
・LINE Payからの入金
・LINE Payに登録の銀行口座からの入金
・LINE証券の入金専用口座への振込み
LINE Payからの入金
LINE Pay Money アカウントがあれば、入金画面から手続きが可能です。入金時の手数料は無料です。
LINE Payに登録の銀行口座からの入金
LINE Pay Money アカウントがあれば、入金画面のデビット支払いから手続きが可能です。入金時の手数料は無料です。
LINE証券の入金専用口座への振込み
顧客ごとに割り当てられた入金専用口座へ振り込む方法もあります。この方法の場合、振込手数料は自己負担です。
無駄に手数料がかかってしまいますので、この方法はあまりおススメしません。
事前にLINE Pay Moneyのアカウントを作成し、上記2つの方法のどちらかで入金する方が良いでしょう。
LINE証券(ライン証券)でかかる手数料の注意点まとめ
ここまで、LINE証券(ライン証券)でかかる手数料について説明してきました。注意して欲しいポイントを簡単にまとめましたので、参考にしてください。
・株式/ETFの売買手数料は少額の取引の場合お得。高額になると他のネット証券の方が有利な場合がある。
・出金時は、銀行口座等へ振込する場合に手数料が発生する(一般的には証券会社が負担することが多い)
・入金時は、入金専用口座への振込は手数料がかかるため、事前にLINE Pay Money アカウントを作成しておく
まとめ
いかがでしょうか。
LINE証券(ライン証券)の手数料について、
・取引時にどれぐらいの手数料がかかるの?
・入出金の手数料は?
といった疑問にお答えしてきました。
LINE pay利用者が少額で株式投資をする場合、とてもリーズナブルな手数料体系になっていると言えると思います。
これから投資を始めたいという方には、低コストで始めることができるので、おススメの証券会社の一つだと言えます。
今なら、口座開設と初回取引で1,500円もらえるキャンペーンをやっていますのでおススメです(私の経験からは、キャンペーン規模はだんだん小さくなるので、早いうちにキャンペーンに応募するのが得策ですよ)
以上、この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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