資産運用を成功させるこつは、長期分散投資と言われますよね。
長期は長い時間ということで分かりやすいですが、
・分散投資といわれてもどうやって分散すれば良いかわからない
・自分で希望する最適な分散投資を知りたい
という方もいらっしゃると思います。
この記事では、資産分配をどのように行っていけば良いかを自分で調べることができるツールをご紹介したいと思います。
Contents
【資産配分ツール】資産運用の資産配分を簡単に計算できるツール
冒頭にも書きましたが、分散投資といっても、どの資産にどれぐらい配分すれば、どれぐらいのリターンが期待できるか、なかなか分かりませんよね。
そこで役に立つのが、my indexというサイトにある「資産配分ツール」です。
とても便利なツールなのに、利用無料なので、是非一度使ってみてください。
「資産配分ツール」では、株式や債券といった資産に分散投資をした場合の、過去分析ができます。20年前に株式、債券に50%ずつ100万円投資したらどうなったか、という感じです。過去は将来を保証するものではありませんが、将来の予測の役には立つと思います。
以下のような特長があります。
・日本株や外国株など11資産が対象
・過去20年の長期分析
・豊富なグラフで分かりやすい
具体的な使い方を説明していきます。
資産配分ツールの使い方
まず、my indexのサイトに行きましょう。
ステップ①:ユーザー登録
最初にユーザー登録(無料)をしましょう。
以下の画面で、名前とメールアドレス、パスワードを入力します。名前はパスワード忘れの本人確認用ですので、本名でなくても良いかもしれません。
確認メールが来ますので、確認しましょう。会員登録はそれで完了です。
ステップ②:資産配分ツールを使う
登録したメールアドレスとパスワードでログインしましょう。
トップページの左下の方に資産配分ツールのリンクがありますので、クリックしましょう。
以下の画面に移りますのでポートフォリオを作っていきましょう。配分比率に数字を入れて合計が100%になるように調整します。
選択できる資産は、以下のとおりです。
・現金
・日本株
・先進国株
・エマージング株
・日本債券
・先進国債券
・エマージング債
・日本REIT
・先進国REIT
・エマージングREIT
・コモディティ
・金
試しに先進国株式、先進国債券を50%ずつのポートフォリオを作ってみます。それぞれの項目に50を入力、ポートフォリオを作るをクリックします。
すると分析結果が出てきます。画面をしたにスクロールしましょう。
過去20年の実績データから平均リターンなどが表示されます。このポートフォリオでは、平均リターンは6.0%だったようですね。
作ったポートフォリオのリスクリターンが各資産のリスクリターンと比較してどの位置になるのかも分析してくれます。以下のような表の中に表示してくれますので、パフォーマンスが良い配分なのかどうかが一目瞭然です。
縦軸がリターン、横軸がリスクになっています。
このポートフォリオはリスクを押さえながら、意外とリターンも良かったポートフォリオのようですね。
何度でも配分を変更できますし、作ったポートフォリオは保存できますので、最適なポートフォリオとなる配分を探っていきましょう。
ステップ③:その他の分析データを参考にする
その他に資産ごとに100万円を過去20年運用したら結果がどうなっていたかを示すグラフなどが見れます。以下のグラフですが、先進国のREITが一番パフォーマンスが良くて、20年間で約8倍という結果になっています。
意外な結果ですが、不動産の値上がり益+配当の再投資で、安定的に資産が増えたということなんでしょうかね。
その他にも、資産クラスごとに以下のような過去20年間のデータを見ることができます。
・資産価値がどのように変化したか
・最高リターンと最低リターン
・大暴落! あの時のリターンは?(大暴落時の各資産のリターンの比較)
まとめ
いかがでしょうか。
・分散投資といわれてもどうやって分散すれば良いかわからない
・自分で希望する最適な分散投資を知りたい
といった疑問にお答えできるツールとして、my indexというサイトにある「資産配分ツール」をご紹介させていただきました。
これを見ていただくと現金で持ち続けてはいけないということと、バランスのよいポートフォリオを作ることが大切だと理解いただけると思います。
無料で使えるツールですので、ぜひ活用いただければと思います。
この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。