投資信託は銀行や証券会社などで買うことができます。また、投資信託を運用している運用会社が直販していることものもあります。
どこで買うのが良いか、迷ってしまいますよね。
この記事では、
・投資信託は銀行、証券、直販のどこで買うのがおススメ?
という疑問にお答えしたいと思います。
Contents
投資信託は銀行か証券会社、直販どこで買うのがおススメ?
投資信託の購入は大きく分けて、以下の方法で購入することができます。
・銀行
・証券会社
・運用会社の投信直販
銀行と証券会社は更に、
・窓口
・インターネット(ネット証券、ネット銀行)
にわけることができます。
それぞれ、特徴がありますが、大雑把な結論から言えば、どこで買っても良いです。
投資信託自体は、同じ銘柄であればどこで買っても同じものだからです。
ご自分に合ったメリットがあるところで買えば良いと思います。
それぞれのメリットについて順番にご説明していきます。
投資信託を銀行窓口で買うのがおすすめな方。銀行窓口のメリット
金融機関の窓口と言えば、馴染みがあるのは、銀行、郵便局(ゆうちょ銀行)などですよね。
投資信託を購入したことが無い方は、まずは身近な銀行に行って相談するのはいかがでしょうか。
銀行窓口のメリットは大きく以下の点が挙げられます。
・一つの金融機関で預金も投資もすべて管理できる
・運用について総合的にアドバイスを受けられる
・証券会社ほど敷居が高く感じない
一つの金融機関で預金も投資もすべて管理できる
皆さんもメインの銀行口座をお持ちだと思います。給与振込だったり、住宅ローンの返済、カードの引き落とし口座と、メイン口座で管理されていると思います。
銀行で投資信託を買う場合、資金を移動させる必要がありません。預金も投資など様々な取引を一つの金融機関でまとめて管理したいという方にはおススメです。
運用について総合的にアドバイスを受けられる
銀行で取り扱っている金融商品は様々です。
投資信託だけではなく、定期預金から、外貨預金、国債、保険などがあります。皆さんの資産の状況や投資の目的などを相談すれば、適切な金融商品を案内してくれるはずです。
また、多くの銀行では、平日や土日に資産運用の相談会やセミナーを開催していますので、プロに相談できるのもメリットですね。
資産運用について投資信託だけではなく、総合的にアドバイスを受けたいという方におススメです。
証券会社ほど敷居が高く感じない
証券会社の窓口には行ったことがないけど、銀行窓口は行ったことがあるという人は多いでしょう。
そのような方は、投資信託を買うために証券会社の窓口に行くのは敷居が高く感じると思います。私も初めて券会社の窓口に行ったときは、なぜかドキドキしました。
一方で、普段から使っている銀行であれば、普通に窓口へ相談に行けると思います。特に投資初心者の方には銀行窓口がおススメですよ。
・一つの金融機関ですべて管理したい方
・運用について総合的にアドバイスを受けたい方
・投資初心者で証券会社は敷居が高いと感じる方
投資信託を証券会社窓口で買うのがおすすめな方。証券会社窓口のメリット
投資信託を始めるなら、運用のプロに相談したいという方は、証券会社の窓口で投資信託を購入するのはいかがでしょうか。
銀行ほど馴染みがありませんが、一度行ってしまえば、銀行の窓口と大して変わりませんし、ごちゃごちゃとお客がいないので、ワンランク上の落ち着いた雰囲気を味わえます。
証券会社の窓口のメリットは大きく以下の点が挙げられます。
・資産運用のプロからアドバイスを受けることができる
・運用商品が豊富
・市場、相場、金融商品の情報が充実
資産運用のプロからアドバイスを受けることができる
証券会社は株式に始まり、投資信託、債券など様々な金融商品を取り扱っています。投資信託販売の歴史も銀行よりも長く、まさに資産運用のプロとしての経験やノウハウが蓄積されているのが証券会社です。
そういった、資産運用のプロからアドバイスを受けることができるのが、証券会社の窓口のメリット。資産運用の目的や金額、投資経験などを相談すれば、適切な投資信託を案内してもらえると思いますよ。
運用商品が豊富
証券会社は、資産運用を専門にしているですので、取り扱っている運用商品のラインナップも充実しています。
皆さんの希望に沿ったきめ細かい投資信託選びができるはずです。
市場、相場、金融商品の情報が充実
証券会社は、投資商品の専門会社ですので、市場、相場、金融商品の情報が充実しています。
投資信託を購入後も様々な情報提供でサポートしてくれます。相場急落時などもマーケット動向、見通しなどの情報提供もしてくれますので、安心ですよね。
・資産運用のプロからアドバイスを受けたい方
・豊富な運用商品から自分に合ったものを選択したい方
・市場、相場、金融商品の情報提供をタイムリーに受けたい方
ネット銀行、ネット証券で買うのがおススメな方。ネット銀行・証券のメリット
銀行窓口、証券会社の窓口以外にもインターネットで投資信託を購入することができます。
ネット証券、ネット銀行です。ネット証券・銀行のメリットは以下のようなものがあります。
・インターネットでいつでも取引が可能
・取り扱い商品が豊富
・手数料が安いものが多い
インターネットでいつでも取引が可能
ネット証券・銀行の最大のメリットは、インターネットを使っていつでも取引が可能だという点です。
自宅のPCやスマホアプリでいつでも取引可能なので、仕事や勉強、家事などが忙しくて銀行や証券会社の窓口に行く時間がないという方に向いています。
取り扱い商品が豊富
ネット証券・ネット銀行では、取り扱いしている投資信託の種類が豊富です。
大手ネット証券2社を見てみると以下のとおりです(2020/2/8現在)
証券会社 | 投信信託本数 |
SBI証券 | 2660本 |
楽天証券 | 2657本 |
これだけの投資信託があれば、希望に沿ったものが見つかると思います。各証券会社では、投資信託の検索機能も充実しています。以下のような条件から、条件を絞って簡単に探すことができます。
・分配金
・NISA口座での買い付け可能
・資産タイプ(株式、債券、不動産など)
・ファンドタイプ(インデックス、バランス等々)
その他にも、ネット証券、銀行では、投資家向けに様々な情報を提供しています。マーケットレポートやニュース、動画等々。これらの情報も駆使して、ご自身で投資する商品を調べて決めたいという方にはおススメです。
手数料が安いものが多い
ネット証券やネット銀行では、購入手数料が無料のノーロードファンドを多く取り扱っています。
また最近の手数料引き下げの流れを受けて、ネット証券では、購入手数料がすべて無料という証券会社も出てきました。
大手のSBI証券、楽天証券は既に投信の購入手数料がすべて無料になっています。
初心者の方は、とりあえず、SBI証券と楽天証券の口座を作っておけば投信購入に困ることは無いと思います。
・仕事や勉強、家事などで忙しい方
・豊富な情報を駆使して自分で商品を選択したい方
・販売手数料を安くしたい方
投信直販で買うのがおすすめな方。投信直販のメリット
投資信託を運用している運用会社が個人向けに投資信託を販売している「投信直販」でも投資信託を購入することができます。
投信直販のメリットは主に以下のようなものがあげられると思います。
・投信直販でしか買えない投資信託がある
・販売手数料がかからないことが多い
・運用会社から直接の情報提供がある
投信直販でしか買えない投資信託がある
投信直販でしか買えない投資信託があります。
例えば、三井住友DSアセットマネジメントの投信直販では、
「アクティブ元年・日本株ファンド」というネット直販専用のファンドが購入できます。
企業価値の向上や市場評価の見直しが見込める“いい企業”を発掘し、厳選して運用するという投信ですが、このファンドは、長期間に渡り優れた実績を出してきた運用チームが担当しています。
その実績は、以下のとおりで過去16年でTOPIXの10倍というハイパフォーマンスです。
販売手数料がかからないことが多い
証券会社や銀行を経由して投資信託を購入する場合、販売手数料がかかります。
一方、運用会社から直接購入する場合、販売会社に支払う手数料がありませんので、販売手数料がかからないことが多いです。
販売手数料で何%も取られるといきなりマイナススタートですので、無料というのはありがたいですよね。
(最近は販売手数料が無料(ノーロード)の投信も増えているので、証券会社や銀行経由で購入してもデメリットとならないこともあります)
運用会社から直接の情報提供がある
ネットでの情報提供だけでなく、投資家向けのセミナーや勉強会を積極的に行っています。
実際に運用をしているファンドマネージャー達の話を直接聞くことで、運用方針などを肌で感じることができるのは大きなメリットですよね。
・投信直販でしか買えない投資信託を買いたい方
・販売手数料を抑えたい方
・運用会社から直接の情報提供を受けたい方
投信直販を簡単に始められるメジャーどころの会社を3つほど紹介しておきます。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、
・投資信託は銀行、証券、直販のどこで買うのがおススメ?
という疑問にお答えしてきました。
繰り返しになりますが、投資信託自体は、同じ銘柄であればどこで買っても同じものですから、結論はどこで買っても良いです。
この記事でご紹介したそれぞれの買い方のメリットを参考にご自分に合ったところで購入されると良いと思います。
この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。