【投資商品のリスクは何？】リスクの種類とポイントについて分かりやすく解説

将来の資産作りのため、小遣い稼ぎのため、様々な理由で、投資商品の購入を検討している方がいらっしゃると思います。

そこで悩むのが、どんなリスクがあるのかということだと思います。元本保証であれば、良いですが、誰でも損はしたくないものですよね。

セールスの人に聞くのですが、良い点だけ強調されてリスクについては、あまり説明されない、説明されても難しくて理解できない、ということがありますよね。

そこで、この記事では、

といった疑問にお答えしていきたいと思います。

【投資商品のリスクは何？】リスクの種類とポイント

投資商品のリスクにはどんなものがあるのか、リスクの種類とポイントについて説明していきます。

細かい正確性よりも分かりやすさ重視で説明していきますので、こんなものがあるんだなとご理解いただけたらと思います。

投資商品のリスクの種類

投資商品にはどのようなリスクがあるのでしょうか。商品によって様々がリスクがあります。

投資する際には、以下にお伝えする各リスクの有無と、大きさについて理解の上、投資をしましょう。

投資商品のリスクは、大きく分けて以下のとおりです。順番に説明していきます。

信用リスク

信用リスクは、簡単に言うと

です。

もう少し正確に説明すると、債券等を発行する国、企業等が、財政難・経営不振等の理由で、元本や利息をあらかじめ定めた条件で支払うことができなくなる可能性のことです。

ですので、投資する際には、「誰に」投資をしているのか、を確りと意識して信用リスクについて考えましょう。

価格変動リスク

為替変動リスク

為替変動リスクは、簡単に言うと

です。

為替レートとは、他国の通貨と自国の通貨を交換するときのレートです。

ニュースなどで、「今日の東京外国為替市場の円相場は、前日比〇銭円高ドル安の1ドル〇円～〇円」といった感じで聞いたことがあると思います。

以下の例で見てみましょう。

つまり、外貨建てベースでの資産価値は100ドルのままで変化していないのに、為替レートによって、円建ての資産価値が減ってしまったということです。これが為替リスクです。

為替リスクの変動要因は、2国間の金利差や金融政策の違いなど様々なものがあります。

金利変動リスク

金利変動リスクは、簡単に言うと

です。

文字通りそのままなのですが、一般的に、金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると債券の価格は上がります。債券に投資をする投資信託などが主に影響を受けることになります。

なお、金利は中央銀行の金融政策などによって変動します。

流動性リスク

流動性リスクとは、簡単に言えば

です。市場では、基本的には売り手、買い手の両方が存在して売買は成立しますが、常に売買が成立するとは限りません。

市場にショックがあったような時は、売買が極端に少なくなることで取引が成立しないということがあります。そのような場合は、売りたくても買い手がいないため、売れないということが起こります。

必要なときに資金化できない（もしくは極端に安い価格で売らざるを得ない）こともありますので、流動性リスクについても注意をしておく必要があるでしょう。

カントリーリスク

カントリーリスクは、簡単に言えば、

です。

投資対象の国や地域で、政治・経済情勢の変化により市場にショックが起こったり、取引規制が新たに設けられたりすることがあります。その場合は想定したような運用ができなるなるリスクや、最悪の場合、投資資金を取り戻すせない可能性もあります。

政治・経済や金融市場が未成熟な新興国ではカントリーリスクも意識しておいたほうが良いでしょう。

まとめ

いかがしょうか。

投資商品のリスクについて、

といった疑問にお答えしてきました。できるだけ分かりやすくということで、必ずしも正確ではない部分があるかもしれませんが、まずは、こんなリスクがあるんだということを知っていただけたら幸いです。

気になるリスクがあれば、金融機関のセールスの方に納得がいくまで聞いてみると良いと思います。

この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。