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【セゾン投信】投資信託の定期売却サービスとは?メリット・デメリットは?

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セゾン投信が2020年春から投資信託の定期売却サービスを開始するとのことです。

どんなサービスなのでしょうか。

詳細はサービスのスタートを待つ必要がありますが、想定されるメリット、デメリットなどもまとめてみましたので、ご一読ください。

【投資信託】セゾン投信(資料請求)【長期投資】

Contents

定期売却サービスの目的

セゾン投信のプレスリリースでは、

人生のリタイア期以降では豊かな人生づくりに向けて、じっくり育ててきた運用資産を“中長期に運用しながら計画的に取り崩していく”ことが新常識となりつつあります。

と表現しています。

いままでは、資産運用をして資産を作っていくことばかりが考えられてきましたが、これからは、長くなる人生に合わせて、計画的に取り崩していきましょうということです。

「計画的に」と言っても、売却のタイミングって難しいですよね。

ですから、タイミングで悩まないように、定期的に売却するんですね。

そうすれば、相場で迷うこともありませんし、一括売却してその後値上がりしたといってことも避けれらます。

そして、年金のように定期的に受け取ることができる、ということになります。

因みに、SBI証券や楽天証券では同様のサービスを既に開始しています。

定期売却サービスの内容

セゾン投信の定期売却サービスには、以下の二種類があります。利用料は無料です。

・定口売却

・定額売却

定口売却

指定した投資信託に対し、保有する口数を指定した期間で等分して毎月又は隔月で売却して現金で受け取る方法です。

口数が固定ですので、時価の変動によって、受取額は毎回変動します。

定額売却

指定した投資信託に対し、10,000 円以上1円単位で指定した定額を毎月又は隔月で売却して現金で受け取る方法。

金額が固定ですので、受取額に変動はありません。

定口売却と定額売却の比較

定口売却と定額売却のどちらが得なのでしょうか。以下のケースで比較してみましょう。

・上昇相場(価格が上がり続ける)

・下落相場(価格が下がり続ける)

・レンジ相場(価格が一定の範囲内で上下する)

以下の前提で考えてみます。

投資信託の現在の時価:1,000円

保有口数:1000口

投資信託総額:1,000,000円(=1000円×1000口)

結果は各表の右端の合計欄を見ていただくと分かりやすいです。

上昇相場の場合は、定額売却が優位です。

下落相場の場合は、定額売却が優位です。

  レンジ相場の場合は、定口売却が優位です。

お好みによると思いますが、おすすめは以下のとおりです。

将来も上昇や下落のトレンドが継続すると考えている方 ⇒ 定額売却

一定のレンジ内で値動きとなると考える方 ⇒ 定口売却

定期売却サービスのメリット

セゾン投信の定期売却サービスのメリットは何でしょうか。主なメリットは以下のとおりです。

・定年退職後の年金代わりなる

・売却のタイミングに悩まない

・定期的に売却することで、利益を安定化できる

順番に説明していきます。

定年退職後の年金代わりなる

長期間育てた資産である投資信託を、運用を継続しながら年金代わりに受け取ることができます。

定年退職後には公的年金の他に毎月投資信託の取り崩しが収入として入ってくるのは大きいですよね。

売却のタイミングに悩まない

相場の天井や底をピタリと当てるのはプロでも至難の業です。

今後の値動きがどうなるかわからないという方は、定期売却サービスを利用することで売却のタイミングに悩まずに機械的に売却する事ができます。

定期的に売却することで、利益を安定化できる

先ほど、定口売却と定額売却の比較をしましたが、いずれの方法にしても、定期的な売却を行うことで、利益が安定します。

一括で相場の底で売ってしまったということもなく、その後の相場上昇などのメリットも取ることができます。

定期売却サービスのデメリット

定期売却サービスのデメリットは何でしょうか?

その後の値上がり益は得られない

デメリットの1つ目は売却後は値上がり益を得ることができないということです。

定期的に売却をしていくので、残っている資産については運用を続けているので、値上がり益を得ることができますが、

当たりまえですが、売却してしまった分については、その後の値上がり益は得られません。

想定外の長生きに対応できない

デメリットの二つ目は、想定外の長生きに対応できないということです。

定期売却サービスで、定めた期間よりも長生きしてしまった場合は、その後は受け取る資産がなくなりますし、運用の原資もないということになります。

まとめ

いかがでしょうか。

セゾン投信の定期売却サービスについて、メリット・デメリットを考えてきました。

・定年退職後の年金代わりなる

・売却のタイミングに悩まない

といったメリットが大きいと思います。相場環境に迷うことなく機械的に売却できて、年金代わりに安定した収入ができるというのは大きなメリットですよね。

定期売却サービスは利用者のことを第一に考えた便利なサービスだと言えますね。サービスの開始が楽しみですね。

資料請求、口座開設は無料です。

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