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【ふるさと納税】ワンストップ特例制度と確定申告のやり方【サラリーマン・OLも簡単】

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ふるさと納税で税額控除・還付を受け取るためには「ワンストップ特例制度」または「確定申告」の手続きが必要になります。

この記事では、

・ワンストップ特例制度の手続きのやり方は?

・確定申告のやり方は?

という疑問にお答えしたいと思います。

Contents

【ふるさと納税】ワンストップ特例制度と確定申告のやり方

ふるさと納税は、寄付したら終わりではありません。

税金を控除してもらうために、手続きが必要になります。手続きは以下の2つのどちらかです。

・確定申告

・ワンストップ特例制度

手続きが簡単なのは、「ワンストップ特例制度」です。

順番に説明していきます。

ワンストップ特例制度とは

この制度は、確定申告を行わなくてもふるさと納税の寄附金控除を受けられる仕組みで、以下の条件に該当すれば、使うことができます。

・確定申告をする必要がない給与所得者

・1年間のふるさと納税での寄付先自治体が5つ以内であること

ワンストップ特例制度は、ふるさと納税を行った方が必要な書類を揃えて、寄付先の自治体に返送するだけです。主な流れは以下の図の通りです。

ワンストップ特例制度のやり方

ワンストップ特例制度で行うことは、以下の3つです。

・必要書類を揃える

・寄付金税額控除に係る申告特例申請書に記入する

・書類を自治体に送付する

順番に説明します。

必要書類を揃える

ワンストップ特例制度に必要な書類を揃えます。必要な書類は以下の2つです。

・寄付金税額控除に係る申告特例申請書

・提出に必要な本人確認書類

提出に必要な本人確認書類は、以下のとおりです。

マイナンバーカードがある方通知カードがある方どちらもない方
マイナンバー確認書類マイナンバーカードの裏面のコピー通知カードの表面コピー個人番号が記載された「住民票の写し」または「住民票記載事項証明書」
本人確認書類マイナンバーカードの表面のコピー次の写真付き身分証明書のいずれか1種類のコピー
・運転免許証
・運転経歴証明書
・旅券(パスポート)
・身体障害者手帳
・精神障害者保健福祉手帳
・療育手帳
・在留カード
・特別永住者証明書
※写真、氏名、生年月日、住所が確認できるようコピー※上記が無い場合は、自治体に問い合わせしましょう

 

寄付金税額控除に係る申告特例申請書に記入する

次に、寄附金税額控除に係る申告特例申請書に必要事項を記載します。書類は自治体によって多少ことなりますが、概ね以下のような様式です。

ふるさと納税サイトに住所、氏名等の会員情報が登録されている場合は、必要事項が記載されている場合が多いです。

①提出日、住所、電話番号、氏名、押印、マイナンバー、性別、生年月日を記載

②寄付した日付を記載

③確定申告不要者であることを確認してチェック

④1年間にふるさと納税で寄付した自治体数が5つ以下であることを確認してチェック

⑤住所、氏名を記載

書類を自治体に送付する

書類の準備が出来たら、寄付した自治体宛に送付しましょう。

返信用封筒も同封されていることが多いので、自治体から来た書類を確認しましょう。

送付期限は翌年の1/10までです。年末年始の休みなども考えてゆとりを持って書類を送りましょう。

確定申告が必要となる場合

ワンストップ特例制度が適用できない方は確定申告が必要になります。例えば、

・給与収入が2000万円以上の方

・医療費控除など他の理由で確定申告する方

・2か所以上から給与収入がある方

・自営業の方

・ワンストップ特例の申請書を全ての自治体に提出できなかった方

などです。

確定申告の場合は、ふるさと納税を行った翌年に自分で行います。

サラリーマンやOLの方にはなじみがない確定申告ですが、今はインターネットで簡単に申告書を作成することができます

私は、医療費控除などがあるので、いつも確定申告をしていますが、とても簡単です。

確定申告のやり方

確定申告はふるさとう納税を行った期間(1月~12月)の翌年の2/16~3/15の間に行います。

確定申告の主な流れは以下のとおりです。順番に説明していきますね。

・必要書類を揃える

・確定申告書を作成する

・確定申告書を提出する

必要書類を揃える

確定申告に必要は書類は、以下のとおりです。まずは必要な書類を揃えましょう。

・寄附金受領証明書(寄付先の自治体から送付されてきます)

・源泉徴収票(会社などで年末にもらえます)

・マイナンバーカードまたはマイナンバーが確認できる書類(通知カードなど)+本人確認書類(運転免許証など)

・印鑑

・還付金受け取り用の金融機関の口座番号

確定申告書を作成する

書類が準備できたら確定申告書を作成します。

国税庁の確定申告書等作成コーナーのページから作成ができます。

①「作成開始」⇒「印刷して提出」をとりあえず選びましょう。

②動作環境を確認したら、2019年のふるさと納税であれば、令和元年分の申告書等の作成から「所得税」を選択します。

以下のような画面になるので、サラリーマンやOLの方は「給与・年金の方」の作成開始ボタンをクリックします。

③提出方法の選択、所得の選択、給与所得の内容等選択の画面でそれぞれ適切なものにチェックして進みましょう。次の画面で「寄付金控除」にチェックを入れましょう。

④給与所得の入力は、源泉徴収票を見ながら入力しましょう。

⑤所得控除の入力画面で、寄付金控除の「入力する」ボタンをクリックします。

次画面で、「入力する」をクリック。

寄付金の明細を入力していきます。寄付金の種類(赤下線部分)は「都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさと納税など)」を選びましょう。

入力が終わったら、入力内容の確認をして、進みます。

あとは、指示通り進めれば、確定申告書が作成されますので、印刷、内容確認の上、押印で準備完了です。

確定申告書を提出する

入力後に印刷した申告書は税務署へ郵送してしまいましょう。

直接持参もできますが、提出期限が近くなると窓口も混雑しますし、基本的には窓口は平日のみです(確定申告期間は一部の土日で受付をしていますが)ので、郵送が便利だと思います。

注意点

ふるさと納税は、2000円自己負担分を除いた全額が控除される寄付金額の目安以上の寄付をしてしまうと、ワンストップ特例制度と確定申告で、控除額が異なるケースが出てきます。

もし、年末のボーナスが思ったより少なかったりとかで、「寄付しすぎたかな」という方がいたら、ワンストップ特例制度が適用可能な方でも、確定申告した方が良いです。

控除額トータルで大きくなりますので。

まとめ

いかがでしょうか。

この記事では、

・ワンストップ特例制度の手続きのやり方は?

・確定申告のやり方は?

という疑問にお答えしてきました。できるだけ分かりやすく説明したつもりですが、至らない点があれば申し訳ございません。

この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。