国内株式の取引手数料が業界最安水準のDMM株ですが、米国株取引についても手数料無料と魅力的な手数料設定となっています。
そんなDMM株の米国株式ですが、この記事では、
・どんなメリット、特徴があるの?
・どんな点に注意すれば良いの?
といった疑問にお答えしていきたいと思います。
Contents
手数料無料で米国株取引したいならDMM株。メリットや特徴は?
・取引手数料が無料
・取扱銘柄は1000以上
・米国株式市場の成長は右肩上がり
・英語が分からなくてもOK
順番に説明していきます。
取引手数料が無料
DMM株での米国株式取引の最大のメリットが、手数料が0円、無料ということです。これは大きいですよね。
安いと思っていたら、他の方がもっと安かったなんてことがないように、他の大手ネット証券と比較してみましょう。
証券会社 | 手数料(税抜) | 為替手数料 |
DMM | 無料 | 25銭 |
マネックス | 約定代金の0.45%(最低0米ドル、上限20米ドル) | 買付時0円、売却時25銭 |
SBI | 約定代金の0.45%(最低0米ドル、上限20米ドル) | 25銭 |
楽天 | 約定代金の0.45%、最低0米ドル、上限20米ドル | 25銭 |
10万円(1ドル=100円)で購入した場合の手数料を見てみましょう。
証券会社 | 手数料 | 為替手数料 | 合計 |
DMM | 0円 | 250円 | 250円 |
マネックス | 450円 | 0円 | 450円 |
SBI | 450円 | 250円 | 700円 |
楽天 | 450円 | 250円 | 700円 |
見ていただくとお分かりになるとおり、DMMが手数料が一番安いですね。手数料無料の効果が出ています。
100万円(1ドル=100円)購入した場合をみてみましょう。
証券会社 | 手数料 | 為替手数料 | 合計 |
DMM | 0円 | 2500円 | 2500円 |
マネックス | 2000円 | 0円 | 2000円 |
SBI | 2000円 | 2500円 | 4500円 |
楽天 | 2000円 | 2500円 | 4500円 |
このケースでは、マネックスが1番優位になります。
買付時の為替手数料が無料の一方、手数料は20ドルが上限とされているためです。
為替手数料が20ドル相当を超える買付取引の場合は、DMMがマネックスに劣後する点は注意が必要です。
取扱銘柄は1000以上
DMM株で取り扱っている米国株式商品は以下とおりです(2020/2/23現在)。米国株式、上場投資信託(ETF)、米国預託証券(ADR)あわせて1000銘柄以上の取り扱いになっています。
種類 | 概要 | 銘柄数 |
米国株式 | ニューヨーク証券取引所NYSE・NYSE Arca・NASDAQ上場銘柄のうちDMMが選定した銘柄 | 814 |
上場投資信託 | ETF(米国上場投資信託)のうちDMMが選定した銘柄 | 75 |
米国預託証券 | ADR(米国預託証券)のうちDMMが選定した銘柄 | 115 |
ちなみに大手ネット証券の取り扱い銘柄数は、概ね以下のとおりです。
マネックス証券:3,500銘柄以上
SBI証券:3,300銘柄以上
楽天証券:約2,670銘柄
DMM株の取扱銘柄はやや少ないですが、主要な銘柄は取扱があります。上記の表に取扱銘柄一覧のリンクを貼りましたので、そちらから買いたい銘柄があるか確認してくださいね。
米国株式市場の成長は右肩上がり
こちらが、過去50年程度の米国株式市場の株価の推移です(S&P500)。見ていただけると分かる通り、ずっと右肩上がりで成長しています。
50年前は90ポイントだったS&P500ですが、今では3300ポイント以上になっています。50年で約37倍です。
途中、ITバブルの崩壊やリーマンショックなどを経ていますが、一時的な下落にとどまり、成長を続けています。
一方、我々日本の代表的な株価、日経平均はどうでしょうか。ご存知の通り、いまだにバブル時の最高値を更新できずにいます。
日米の株価の比較からも分かるように、米国株に投資していれば大きなリターンが得られていたのがお分かりいただけると思います。
米国は今後も2%程度の成長が見込まれ、GAFAを代表とする世界のトップ企業が集まる国です。今後も、短期的な調整はあっても、右肩上がりの成長が期待できるものと思われます。
英語が分からなくてもOK
米国株式への投資というと、英語が必須と考えてしまいがちですが、今は証券会社各社が日本語の情報を提供してくれますので、問題ありません。
DMM株でも、個別銘柄の情報やニュースについて、すべて日本語で提供してくれますので、安心です。
もちろん、英語ができる方は、直接英語のサイトを見に行けばタイムリーに情報が得られます。
手数料無料はメリットだが注意すべき点
・取引が円のみ
・取引金額が大きくなると、為替手数料の差がでることがある
順番に説明していきます
取引が円のみ
DMM株での米国株取引は、円のみの取引となっています。米ドルの預け入れ、払い出しはできません。
つまり、売買を行うたびにドル⇔円の為替取引が行われることになるわけです。
為替手数料が25銭ですから、頻繁に取引を行えば、往復50銭ずつ為替手数料を取られていくことになります。米ドルで預け入れができる証券会社であれば、一旦ドルにしてしまえば以降為替手数料は発生しません。
また、配当金を受領した時の為替手数料が1円かかるというのも大きなデメリットです。
投資元本と比較すると小さいかもしれませんが、配当金を再投資する場合、配当受け取り時の為替手数料1円と再投資買付時の為替手数料25銭がかかることになり、コスト負担が大きくなります。
以上のことから、頻繁な売買を行わない方や、配当を出さない(グーグルやAmazonのような)成長企業への投資を行いたい方に向いている手数料体系と言えます。
取引金額が大きくなると、為替手数料の差がでることがある
手数料無料のところで書いたとおり、
マネックス証券のように、買付時の為替手数料が無料の一方、手数料は20ドルが上限とされている証券会社の場合、為替手数料が20ドル相当を超える買付取引の場合は、DMMが不利になる点には注意が必要です。
従って、少額で積立投資をしていくような買い方をしたい方に向いていると言えるでしょう。
DMM株の米国株式取引はこんな方におススメ
ここまでDMM株の米国株式のメリットや特徴、注意点などを見てきましたが、以上を踏まえて、私の考えるDMM株での米国株式取引が向いている方はこんな方です。
・少額でコツコツと米国株へ積立投資をしたい方
・頻繁な売買を行わない方
・配当を出さない(グーグルやAmazonのような)成長企業への投資を行いたい方
まとめ
いかがでしょうか。
DMM株の米国株式取引について、
・どんなメリット、特徴があるの?
・どんな点に注意すれば良いの?
といった疑問にお答えしてきました。手数料無料のメリットは大きいですが、気を付けていただきたい点などにも触れてきました。「こんな方におススメ」に当てはまる方はメリットがあると思いますよ。
今なら、口座開設された方に抽選で「2000円キャッシュバック」のキャンペーンをやっていますよ。