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【不動産クラウドファンディング】クラウドリアルティの会社概要は?安全性は?

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様々な投資先を検討している方は、クラウドファンディング型の不動産投資商品の「クラウドリアルティ」という名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。

様々な問題が起こったクラウドファンディング系の会社へ投資をする場合に気になるのが、どんな会社が運営しているのか、安全なのかですよね。

この記事では、

・クラウドリアルティって会社は安全なの?

・どんな会社なの?

といった疑問にお答えしていきたいと思います。

Contents

クラウドリアルティの会社概要は?

まずは、クラウドリアルティってどんな会社なんでしょうか。

設立は、2014年と比較的若い会社です。クラウドファンディング型の不動産投資商品を取り扱っていて、京町屋の取得を目的としたファンドなど、ユニークなものを手掛けています。

会社概要は以下のとおりです。出資企業は大手企業が名を連ねていますし、ベンチャーキャピタルが入っているということで、将来的には株式公開を目指している会社と言えそうですね。

社名株式会社クラウドリアルティ
Crowd Realty, Inc.
本社住所〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル2階 FINOLAB
設立2014年12月
主要株主経営陣
カブドットコム証券株式会社
グローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合
新生企業投資株式会社
株式会社新生銀行
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合
三菱地所株式会社
株式会社三菱UFJ銀行
三菱UFJキャピタル6号投資事業有限責任組合
主な事業内容エクイティ・クラウドファンディング事業
金融業(第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商) 第2963号)
不動産業(宅地建物取引業 東京都知事(1) 第98234号)
代表者代表取締役 鬼頭 武嗣

クラウドリアルティの安全性は?

会社概要が分かったところで、気になるのは、クラウドリアルティの安全性ですよね。

そこで、一つの物差しとなるのが、金融庁が様々なソーシャルレンディングの問題を受けて公表している「ソーシャルレンディングへの投資にあたってご注意ください」という注意喚起です。

その中で、4つほど注意点を示していますので、これに当てはめて安全性を評価してみたいと思います。

「ソーシャルレンディングへの投資にあたってご注意ください」

・ソーシャルレンディングの仲介者は第二種金融商品取引業の登録を受ける必要があります。登録を受けていない業者の募集等は、詐欺的な商法である可能性が高いため、一切関わらないようにしてください。

・登録業者であっても、金融庁や財務局が、その業者の信用力等を保証するものではありません。業者の情報をできる限り確認し、その業者の信用力を慎重に見極めるとともに、取引内容を十分に理解したうえで、投資を行うかどうかの判断をすることが重要です。

・ソーシャルレンディングへの投資にあたっては、投資者への情報開示が十分に図られているかどうか、また、高い利回りである場合、商品によっては、貸付先の返済遅延やデフォルトなどのリスクが高いことを十分に認識した上で、適切な投資判断をお願いします。

・高い利回りなど限られた情報のみで投資判断を行うことなく、業者が提供する様々な情報を確認してください。利回りだけを強調し、リスクに関する情報が明示されていない業者との取引は注意が必要です。
(引用:金融庁HPより

チェック①:第二種金融商品取引業の登録を受けているか

金融庁は、「登録を受けていない業者の募集等は、詐欺的な商法である可能性が高いため、一切関わらない」としています。

ですので、登録を受けているかどうかは必須のチェックポイントですが、クラウドリアルティ社は、第二種金融商品取引業の登録を「関東財務局長(金商) 第2963号」で取得していますので、このポイントはOKですね。

チェック②:業者の情報をできる限り確認し、その業者の信用力を慎重に見極める

クラウドリアルティの信用力という点ではどうでしょうか。財務諸表は公開されてなさそうなので、出資会社を見てみましょう。

同社が変な事業をしている会社なら、それなりの会社は出資はしませんからね。会社概要のところでもお示ししましたが、以下のような会社が株主に名を連ねています。

カブドットコム証券株式会社
グローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合
新生企業投資株式会社
株式会社新生銀行
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合
三菱地所株式会社
株式会社三菱UFJ銀行
三菱UFJキャピタル6号投資事業有限責任組合

三菱UFJ銀行、新生銀行といった銀行のの前があるのは安心ですし、三菱地所という不動産大手の名前があるのも、信頼できそうですね。ということでこの項目もOKと評価して良さそうです。

チェック③:投資者への情報開示が十分に図られているかどうか

金融庁は、以下のような情報をチェックするように示していますが、クラウドリアルティではどうでしょうか。

貸付先の属性(業種・事業内容、利害関係の状況等)
貸付条件(貸付額や金利、貸付予定日、貸付期間等)
貸付先の資金使途
回収可能性に影響を与える情報
審査態勢(審査体制、審査手続き等)
貸付債権の管理・回収方針・態勢
借換えに関する情報
返済遅延等に関する情報

各プロジェクトごとに、プロジェクト概要、物件情報、投資スキーム、リスク要因、マーケット情報、起案者情報と、さまざまなな情報を提供しており、情報開示は確りされているのではないでしょうか。

また、投資対象が不動産ということもあり、実際に物件を確認することもできるので、安心です。

チェック④:利回りだけを強調し、リスクに関する情報が明示されていないか

クラウドリアルティ社のHPを見ていただけたらお分かりになると思いますが、トップページに利回りは表示されていません。

利回りだけを強調しているということはないですね。また、個別の案件を見ても4.5%程度の利回りのものが中心で、際立って高いということはなさそうです。

リスクに関する情報は案件ごとに「リスク要因」で説明がされているので、これもOKと言えるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか。この記事では、

・クラウドリアルティって会社は安全なの?

・どんな会社なの?

といった疑問にお答えしてきました。

金融庁が示しているチェックポイントも問題なさそうですし、大手企業の出資も多く、特に出資先に厳しいメガバンクの三菱UFJ銀行が名を連ねているところが心強いですよね。

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まだまだ、知名度が高くないクラウドリアルティですから、競合が増えて、投資したくてもできないという状況になる前に、早めに優良案件に投資するのがおススメですよ。

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