三井住友DSアセットマネジメントの投信直販ってどうなの？投信直販のメリット・デメリットも解説

皆さんは投資信託をどこで購入していますか？

投資信託と言えば、銀行や証券会社で購入するものと思っている方が多いと思います。

実は、あまりご存知の方はいないと思いますが、運用会社から直接購入することができるんです。

運用会社から直接購入すると、販売手数料がかからない等いくつかのメリットもあっておススメです。

メガバンクの三井住友フィナンシャルグループの子会社である三井住友DSアセットマネジメントが投信の直販を行っていますのでご紹介したいと思います。

三井住友DSアセットマネジメントとは

三井住友DSアセットマネジメントは、国内外の機関投資家から個人投資家にまで、様々な顧客に対し資産運用サービスを提供している会社です。

同社は、メガバンクの三井住友フィナンシャルグループの子会社で、2019年4月には大和住銀投信投資顧問を合併し、商号を現在の社名に変更しています。

株主構成は、

となっています。

見てお分かりいただけるとおり、国内の大手金融機関で出資構成された信頼できる金融機関と言えます。

2019年3月末時点の投資顧問残高は7.5兆円、投資信託残高は9.8兆円となっており規模も国内有数と言えます。

大手運用会社では初の投信の直販を2015年4月から始めています。

大手運用会社ならではのサービスが体験できると思います。

公式ツイッターもありますのでどうぞ。

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— 三井住友DS投信直販ネット (@smd_tyokuhan) January 22, 2020

投信直販とは

投資信託を設定・運用する会社（運用会社）は通常、証券会社や銀行を経由して販売を行っています。

証券会社や銀行は販売時の手数料等で儲ける仕組みなのですが、投信直販は運用会社から投資家が直接購入できるというものです。

証券会社や銀行を経由しないため手数料等のコストが低い等のメリットがあります。

投信直販のメリット

投信直販のメリットは以下のようなものがあげられると思います。

販売手数料がかからないことが多い

少し話がそれますが、直売所で売っている野菜はびっくりするほど安いことがあると思います。

生産者と消費者の間に中間業者（スーパー等）が入るとマージン（手数料）が上乗せされるため、生産者から直接購入できる直売所で買うと安く買えるということです。

投信の直販を野菜の販売に例えると、

となります。

証券会社や銀行を経由して投資信託を購入する場合、販売手数料がかかります。

野菜と同じく、運用会社から直接購入した方がお得だということは直感的にもお分かりいただけると思います。

（最近は販売手数料が無料（ノーロード）の投信も増えているので、証券会社や銀行経由で購入してもデメリットとならないこともあります）

運用会社から直接の情報提供がある

ネットでの情報提供だけでなく、投資家向けのセミナーや勉強会を積極的に行っています。

実際に運用をしているファンドマネージャー達の話を直接くことで、運用方針などを肌で感じることができるのは大きなメリットですよね。

冒頭にご紹介している公式ツイッターでもどのようなセミナーをやっているかを確認できますよ。

投信直販のデメリット

投信直販のデメリットは以下のようなものがあります。

使い勝手が悪い

当たり前ですが、投信直販の場合、自社が運用する投資商品のみ販売していますので、商品ラインナップは証券会社や銀行に比べると劣ります。

色々な投信に投資したいという方には、やや使い勝手が悪くなるかもしれませんね。

資産規模が小さいと継続性に不安がある

運用している投信の運用残高が小さいと運用を続けることができなくなる場合があります。

運用している資産は別管理されているので、問題はありませんが、運用打ち切りや他のファンドへの統合等により、当初想定していたパフォーマンスが得られなくなる可能性があるということです。

特に小規模で運用している独立系の運用会社の投信はこの点に注意する必要があります。

三井住友DSアセットマネジメントの投信直販の特徴・メリット

三井住友DSアセットマネジメントの投信直販の特徴やメリットをご説明します。

大手金融機関SMBCグループの資産運用会社である

三井住友DSアセットマネジメントは、日本のメガバンクグループの一つであるSMBCグループの会社です。

運用会社の信頼性という観点で全く問題ありません。

三井住友DS直販ネット専用の商品がある

「アクティブ元年・日本株ファンド」というネット直販専用のファンドが購入できます。

企業価値の向上や市場評価の見直しが見込める“いい企業”を発掘し、厳選して運用するという投信ですが、

このファンドは、長期間に渡り優れた実績を出してきた運用チームが担当しています。

その実績は、以下のとおりで過去16年でTOPIXの10倍というハイパフォーマンスです。

(画像：三井住友DSアセットマネジメントHPより引用）

この運用チームが担当するファンド等は、優れた運用成績を評価され表彰も受けています。

(画像：三井住友DSアセットマネジメントHPより引用）

過去の実績は将来の実績を約束するものではありませんが、その実力は間違いないと考えて良いと思います。

長期資産形成に役立つ質の高いファンドを厳選

運用会社として、投資信託のメーカーの視点から長期資産形成に適した質の高いファンドを提供しています。

以下のような様々なニーズに応えるラインナップになっています。

少額から始められる

投信の直販と聞くと大口投資家が相手のイメージがありますが、三井住友DSアセットマネジメントでは、月々1,000円からの積立が可能です。

若い方やこれから資産を増やしていきたい方におすすめですね。

販売手数料や口座管理手数料がかからない

三井住友DSアセットマネジメントの投信直販では、販売手数料が０円、口座管理手数料が０円 となっていてコストを抑えて投資することが可能です。

口座開設が簡単

クイック口座開設ならPC・スマホ上で口座開設手続きが完結します。

印鑑、書面、郵送ぜーんぶ不要です。

まとめ

三井住友DSアセットマネジメントはメガバンクのSMBCグループであり、信頼性が高い会社です。

直販専用の投信や、販売手数料0円といったメリットもあり、投信の購入先として選択肢にいれておくと良いでしょう。