2019年から野村證券とLINEが手を組んだLINE証券のサービスが始まりました。最近も様々なキャンペーンを展開し顧客獲得に取り組んでいます。
そんな、LINE証券ですが、取引を始める前に
・LINE証券ってどんなメリットがあるの?
・デメリットはないの?
という疑問にお答えしていきたいと思います。
Contents
【スマホで簡単】LINE(ライン)証券のメリット、デメリットを紹介
ライン証券のメリット、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
LINE証券はなんといっても、始めやすくて、かんたんなところが最大の特徴です。初心者でもシンプルなデザインで簡単に取引ができます。
メリット、デメリットに分けて順番に説明していきたいと思います。
LINE(ライン)証券のメリット
ライン証券のメリットは主に以下のようなものが挙げれらます。
・1株単位で取引できる
・LINEポイントを使って投資が可能
・取引手数料が安い
・平日21時まで取引できる
・口座開設が早い
順番に説明していきます。
1株単位で取引できる
LINE証券では、株式を1株単位で購入できるメリットがあります。通常の場合、株式は単元株数というのが決まっていて、それに基づいて売買が行われます。
例えば、皆さん良くご存知の「ユニクロ」。
会社名はファーストリテイリングと言いますが、この会社の単元株数は100株単位です。現在の株価は約60,000円ですから、1単元購入しようとすると、600万円の資金が必要になります。
それをLINE証券では、1株単位で売買できるというのですから、ファーストリテイリングの場合、6万円程度で株式が買えるということになります。
今までの株式投資ではこの単元株の影響で、1つの会社の株式を購入するのに多額の資金が必要でした。1株単位で購入できれば、元手が少額でも分散投資ができるというのは大きなメリットですね。
取り扱い銘柄はETFが15銘柄、株式は300銘柄となっています。
LINEポイントを使って投資が可能
LINE証券ではLINEポイントを使って投資が可能です。LINEポイントを証券口座に入金することで利用が可能です。
メニューアイコンのから「入金」を選択すれば、入金可能です。
なお、LINE Pay及びLINEポイントから入金するためには、事前のLINE Payへの登録が必要ですので注意してください。
取引手数料が安い
LINE証券では株式・ETF売買に伴う取引手数料は無料です。
全くコストがかからないかと言うとそうではありません。取引の際、LINE証券が提示する価格は基準価格に取引コストとして、スプレッド(差額)を乗せる方式となっています。
簡単に言えば、100円で取引されている株式の価格を100.1円で表示するといった感じです。
時間帯別のスプレッドは以下のとおりです。
時間帯 | スプレッド |
日中 9:00-14:50 | 0.05% |
夜間 17:00-21:00 | 0.5% |
例えば、市場で10,000円で売買されている株式の場合、日中であれば、
買いの場合、10,005円、売りの場合、9,995円で提示されると言うことです。
ネット証券での中では手数料が安いと言われているライブスター証券と比較してみましょう。
以下の表をご覧下さい。10万円以下までの取引の場合、手数料率を見ると、0.05%のLINE証券が優位です。一方、10万円超~50万円以下になると、取引金額によっては、ライブスター証券が優位になります。具体的には396,000円以上の取引の場合です。
取引金額 | 手数料 | 手数料率 |
5万円以下 | 55円 | 0.11% |
5万円超~10万円以下 | 88円 | 0.17%~0.088% |
10万円超~50万円以下 | 198円 | 0.20%~0.040% |
一般的な証券会社の場合、取引金額が大きくなればなるほど、手数料がティスカウントされる仕組みです。
一方、LINE証券は一律のスプレッドになっていますので、取引金額が小さい方に有利な仕組みになっている点は覚えておきましょう。
平日21時まで取引できる
LINE証券は夜間取引ができます。夜間取引は17:00-21:00の間で取引可能です。
夜間は日中と異なりスプレッド0.5%が適用されますが、相場の急変や、仕事で日中取引ができないサラリーマンなどにはとてもありがたいシステムです。
口座開設が早い
LINE証券の特徴に口座開設が早いというのが挙げられます。
かんたん本人確認というスマホで本人確認資料を送付する方法なら、最短翌営業日から取引が可能になります。
投資はやはり思い立ったときに始めたいですよね。
相場は生き物です。ぼやぼやしていると上昇相場に乗り遅れるかもしれませんから、翌営業日に取引が開始できるというのは大きなメリットです。
LINE(ライン)証券のデメリット
LINE(ライン)証券のメリットについて説明してきましたが、デメリットはないのでしょうか。
デメリットは、主に以下の点が挙げられます。
・取り扱い銘柄が少ない
・大化けする銘柄に投資できない可能性がある
・IPO銘柄(新規公開株)は取り扱っていない
順番に説明していきます。
取り扱い銘柄が少ない
様々な金融商品の取引をしたいという方にとっては、LINE(ライン)証券はやや物足りないかもしれません。
取り扱い商品は以下の通りとなっています。
国内株式 | 300銘柄 |
ETF | 15銘柄 |
投資信託 | 28銘柄 |
国内株式でいえば、取り扱い銘柄で時価総額の約6割をカバーしていますが、全銘柄(約3600銘柄)の1/12しか取り扱っていません。
そのため、投資したい銘柄が取り扱い対象となっていない可能性があります。
大化けする銘柄に投資できない可能性がある
取り扱いがメジャーな銘柄が中心となっているため、ある程度の規模に成長した企業がほとんどです。
従って、ここから更に10倍、100倍と規模が拡大する企業を探し出すのは難しいかもしれません。
今は規模が小さくても将来大きく成長が期待されるような銘柄を見つけて投資するというスタイルの方には向いていないと思われます。
IPO銘柄(新規公開株)は取り扱っていない
上記と少し似ていますが、LINE証券では、IPO銘柄(新規公開株)は取り扱っていません。IPO株を買いたいという方は別の証券会社で口座開設しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
最近、勢いを増しているLINE証券について、
・LINE証券ってどんなメリットがあるの?
・デメリットはないの?
といった疑問にお答えしてきました。
結論としては、多少のデメリットはありますが、それを補って余りあるメリットがあります。特に投資初心者の方には非常に分かりやすいものとなっていますので、いままで投資をしたことがなかった方にはおススメの証券会社です。
今なら、口座開設と初回取引で1,500円もらえるキャンペーンをやっていますのでおススメです(私の経験からは、キャンペーン規模はだんだん小さくなるので、早いうちにキャンペーンに応募するのが得策ですよ)
以上、この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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