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【安全な投資商品NO.1】個人向け国債とは?種類や金利も紹介

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個人向け国債って聞いたことありますか?国が発行している債券を個人が購入できるというもので、安全な投資商品の一つです。

この記事では、個人向け国債について、

・個人向け国債とは?

・個人向け国債の種類ってどんなものがあるの?

・金利はどれぐらいなの?

といった疑問にお答えしていきたいと思います。

Contents

【安全な投資商品NO.1】個人向け国債とは?

個人向け国債とはどのような商品なのでしょうか。順番に見ていきましょう。

国債とは?

国債とは、日本国が発行する債券です。債券は資金を借り入れたときに発行される借用証書のようなものですが、国が発行するものなので「国債」と呼んでいます。

つまり国債を購入するということは、国にお金を貸すことと同義です。

誰かにお金を貸すときに心配しないといけないのが、信用リスク(=お金が返ってこないリスク)ですよね。

でも、国債の貸出先は「国」なので、最も安心できる投資商品と言えますよね。

個人向け国債の特徴

一般的な国債は機関投資家と呼ばれる金融機関などが主に売買していますが、個人向け国債は個人でも購入できるようにしたものです。

では、個人向け国債とはどのような特徴があるのでしょうか。主な特徴は以下のとおりです。

・銀行、証券会社などで1万円から購入が可能

・投資元本に対して利息が払われる(最低金利も保証)

・満期には元本全額が返ってくる(=元本割れなし)

順番に説明をしていきます。

銀行、証券会社などで1万円から購入が可能

個人向け国債は、近くの銀行や証券会社などの金融機関で購入が可能です。金額は1万円から買うことができるので、少額から始めることができます。

投資元本に対して利息が払われる(最低金利も保証)

個人向け国債を購入すると、満期までの期間に投資元本に対し、利息が支払われます。利息の支払は、半年に一度です。

金利の下限もついていて、0.05%の金利は保証されることになっています。

メガバンクの定期預金金利が0.01%という時代に、0.05%って高いですよね。だって、定期預金って銀行にお金を貸すことと同じですよね。

銀行と国どちらが安全かと言えば、国に決まっていますよね。安全な方にお金を貸して更に高い金利が受け取れるって、こんな美味しいは商品ないと考えています。

満期には元本全額が返ってくる(=元本割れなし)

個人向け国債には、満期があります。満期になれば国がちゃんと元本を返済してくれますので、(国が倒産?しない限り)元本割れはありません

さらに、発行後1年以上経過していれば途中換金も1万円単位で可能となっています。

個人向け国債の種類や金利

個人向け国債は期間と金利のタイプによって大きく3種類に分かれています。

期間は、3年、5年、10年の3期間。金利タイプは固定金利型と変動金利型の2種類です。

固定金利型は、金利が満期まで変動しません。一方、変動タイプは、実勢金利に応じて半年ごとに適用利率が変動します。

先行き金利が上昇すると見込む場合は、変動金利、低下すると考える場合は固定金利が良いですね。

現在の商品概要は以下のとおりです(2020/1/18時点)

現在募集中の国債は財務省HPで確認できます

商品名変動10固定5固定3
金利タイプ変動固定固定
満期10年5年3年
適用利率基準金利×0.66基準金利-0.05%基準金利-0.03%
金利下限0.05%0.05%0.05%

適用金利については、日銀の金融緩和を受け、マイナス金利になっていることから、どのタイプも最低金利が適用されています。金融緩和が解除されるまで、当面は0.05%が続くのではないでしょうか。

今個人向け国債を買うならどの商品を買うかと聞かれたら、迷わず「変動10」と答えます。固定金利で購入してしまうと、最低金利で固定されてしまうため、金利上昇があった場合にメリットがとれないからです。

今の商品設計では金利の低下は金利下限で保証されていますから、現時点では、金利低下のリスクを考える必要はないと思います。

個人向け国債の税金

個人向け国債の利息にかかる税率は、20.315%です。

特段の理由がない場合は、確定申告が不要な特定口座を選んでおいた方が便利です。

まとめ

いかがでしょうか。

この記事では、個人向け国債について、

・個人向け国債とは?

・個人向け国債の種類ってどんなものがあるの?

・金利はどれぐらいなの?

といった疑問にお答えしてきました。

国債は日本国が発行する我が国で購入できる金融商品で最も信頼できるものの一つだと思います。

元本だけは確保したいという方は、定期預金に預けておくより良い金利をもらえますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

証券会社でもキャンペーンなどもやっていますので、それらを活用すると更にお得に運用できると思います。

この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

個人向け国債のデメリットについては、以下の記事で詳しく説明していますので良かったらどうぞ。

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