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【債券とは?】債券投資の基礎知識とメリット・デメリットについて解説

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債券は個人が投資できる金融商品の一つで、代表的なものに国債などがあります。

この記事では、債券投資をこれから始めようかなと考えている方へ

・そもそも債券ってなに?

・債券投資のメリット・デメリットは何?

・どこで買えるの?

といった疑問にお答えしていきたいと思います。

Contents

債券とは?債券投資の基礎知識

 債券とは何でしょうか。以下で分かりやすく説明していきます。

債券とは?

債券とは何かを理解するために、文字を分解してみましょう。

債券の「債」は、債務(=借金)の「債」

債券の「券」は、証券(権利などが示された文書)「券」です。

つまり、債券とは、簡単に言えば借用書です。

債券は、国、地方自治体、企業などが借金をするときに発行します。発行体によって、国債、地方債、社債などと呼ばれています。

債券の満期と利息

債券は借金ですということをお話しました。

債券の発行者は、借りたお金ですので、返す必要がありますし、銀行の住宅ローンと同じように利息を支払う必要があります。

逆に債券投資家は、償還期限になると、元本返済がされますし、満期まで金利を受け取れるということになります。

・償還期限(=返済期限)

・金利(=支払利息)

償還期限によって、短期債、中期債と言った区分や、利息の支払方法によって、割引債、利付債、といった区分がありますが、ここでは触れません。

債券投資のメリット

では、債券投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットは以下のとおりです。

・銀行預金よりも金利が高い

・利回りが確定している

・途中換金も可能

順番に説明していきます。

銀行預金よりも金利が高い

債券投資は、銀行預金よりも金利が高いことが多いです。

例えば、個人向け国債と銀行定期預金を同じ満期で比較すると以下の通りです。

(2020年1月現在)みずほ銀行定期預金個人向け国債
3年0.01%0.05%
5年0.01%0.05%

個人向け国債に投資すれば、銀行定期預金の5倍もの金利を得ることができます。

更に、企業が発行する社債の場合は、個人向け国債よりも金利が高いことが多いです。

例えば、個人投資家に大人気のSBI債(SBIホールディングスが発行する社債)は、2019/6月の発行では、なんと年0.43%(税引き前)でした。

SBI債は毎回売り切れの必至の人気商品なので、事前にSBI証券口座を作っておきたいですね。

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利回りが確定している

債券は、満期までの金利条件が定められています。

満期まで債券を持ち続ければ、確定した利回りで金利を受け取ることができます。

例えば、A社の社債を満期3年、金利1%で買った場合は、3年間毎年1%分の金利を受け取り続けることができて、満期には元本が返ってくるということになります。

リスクは異なりますが、銀行の定期預金をイメージすると分かりやすいと思います。

途中換金も可能

債券は満期前に途中換金が可能な点もメリットです。

債券は、余裕資金などで、当分使う予定の無い資金を債券投資に回しておくことで、定期的に利息が得られますが、

万が一、急に資金が必要になった場合でも、売却が可能ですので安心です。

但し、途中換金する時は、時価で売却しますので、価格変動によっては元本割れのリスクがあります。

そういった場合は、一旦解約を踏みとどまり、満期まで保有すれば、元本は戻ってきます。

債券投資のデメリット

それでは、債券投資にはデメリットは無いのでしょうか。主なデメリットは以下の通りです。

・価格変動リスクがある

・信用リスクがある

順番に説明していきます。

価格変動リスクがある

価格変動リスクについて説明します。

債券は満期まで保有すれば、元本が満額返ってきますが、途中解約の場合は、その時点での時価で売却します。

その時の時価によっては損が出てしまう可能性があるというのがデメリットになります。(定期預金は中途解約しても元本は戻ってきます)

債券の時価の変動要因はいくつかありますが、金利がその一つです。

やや分かりにくいのですが、

・金利上昇=債券価格の下落

・金利低下=債券価格の上昇

という関係があります。

そのため、途中解約する時に、金利が上昇していると債券価格が下落しているので損が出る可能性があると言うことになります。

信用リスクがある

もう一つのデメリットとしては、信用リスクがあるということです。

簡単に言えば、倒産リスクです。

投資家は債券の発行体(国、企業など)に対しお金を貸しているわけですが、借り手が倒産してしまえば、元本は返ってきません。

投資先の信用なんて分からないという方には、投資の際、格付機関が付与している格付けを確認しましょう。

ちなみに、以下の格付を投資適格としています。投資適格とされた企業は、投資をしてもリスクが低く、リターンが得られやすい企業となっています。

ムーディーズ社:Baa格以上

スタンダード・アンド・プアーズ社:BBB格以上

債券はどこで買えるの?

ここまでで、債券投資に関するメリットやデメリットを説明してきました。興味を持たれた方は、債券はどこで買えば良いのでしょうか。

国債と社債・外国債券に分けると以下の通りとなります。

国債:証券会社、銀行等の金融機関や郵便局など

社債、外国債券:証券会社

それぞれ、口座開設をして購入しましょう。

まとめ

いかがしょうか。

債券投資は、定期預金のように一定期間投資することで、定期的に利息を受け取り、満期に元本が返ってくる商品です。

銀行の預金金利より金利が高いというメリットが大きく、魅力的な商品と言えます。

一方、価格変動リスク、信用リスクもありますので、発行体の信用状況などに注意をしながら投資することが大切です。

この記事が何かの役に立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。