アノマリー投資

【米大統領選挙前後の株価】就任直後の株価推移はどうなっているか

先日、1/20にジョー・バイデン氏が米国の新大統領に就任しました。懸念された混乱もなく、金融市場は概ね良好な受け止めとなったと思います。

この記事では、今後のマーケットを占う観点から、

・米大統領が就任直後の数か月の株価推移、傾向

について考察してみます。

【米大統領選挙前後の株価】就任直後の株価推移はどうなっているか

米大統領が就任直後の数か月の株価推移、傾向について考察していきます。

一般的に、米大統領就任の翌年は株価は上がる傾向があるようです。まずはその傾向を確認します。

以下の表(出典:ISABELNETは、民主党(バイデン大統領の党)の候補が大統領に就任した翌年の株価のリターンを示しています。

右下に平均のリターンが示されていますが、+11.9%と良好なリターンです。米大統領選挙翌年株価 民主党

それでは、就任直後からの株価の推移はどんな感じでしょうか。

新大統領が就任後のパフォーマンスは以下の通りです(出典:ISABELNET

黄色部分を見てもらいたいのですが就任直後の2月頃から3月に向けて株価が下がる傾向(アノマリー)のようです。平均で3%ぐらいのマイナスでしょうか。

大統領別の就任直後の株価推移

続いて大統領別の就任直後の株価推移を見ていきます。

トランプ大統領:2017年

バイデンさんの前の大統領のトランプ氏の場合は、以下のとおり、右肩上がりで特に2月、3月のパフォーマンスが悪いということはないですね。とは言え、やや停滞気味とは言えるでしょうか。

オバマ大統領:2013年

オバマ大統領の2期目です。こちらも年間を通して、右肩上がりで良好なパフォーマンスです。

2月後半に小さ目の調整がありますが、年初からはプラス圏で推移しています。

オバマ大統領:2009年

オバマ大統領の1期目です。2008リーマンショックの翌年で3月に2番底を付けています。

そのため年初から3月まで大きな調整となっており、紹介した傾向(アノマリー)どおりの動きとなっています。

ジョージ・W・ブッシュ大統領:2005年

ジョージ・W・ブッシュ大統領の2期目です。

年初から3月末までのパフォーマンスはいまいちで、こちらも傾向(アノマリー)通りの結果となっています。

ジョージ・W・ブッシュ大統領:2001年

ジョージ・W・ブッシュ大統領の1期目です。

年初から3月末までの一気に20%近い調整となっており、こちらも傾向(アノマリー)通りの結果となっています。

まとめ

いかがでしょうか。

直近5回の大統領選直後の大統領就任式後の株価推移の傾向を見てきました。アノマリーが出ていると言えるのは、2001、2005、2009年の3回でしょうか。

今回、バイデン大統領の就任後の株価はどうなるでしょうか。個人的には2020年3月のコロナショックの底からほぼ1年ブル相場が続いているので、それなりの大きさの調整があるのではないかと考えています。